ナツミオ

シェイプ・オブ・ウォーターのナツミオのレビュー・感想・評価

4.0
WOWOW録画鑑賞
アカデミー賞特集

時代は1962年東西冷戦下のアメリカ米軍施設。
アマゾンより捕獲された不思議な生き物とその施設の清掃員として働く発話障害の女性とのラブストーリー。

水の描かれ方が非常に綺麗で、その施設内で出会った不思議な生き物(彼・アマゾンでは現地の人から神と崇められている)と清掃員のイライザ。
彼の特殊な能力から解剖されることになり同僚の親友やアパートの友人、施設の研究員の博士の助けもあり、助け出し自室のアパートへ匿うことになる。しかし施設の保安責任者ストリックランドの捜査の手が迫ってくる・・・

発話障害で話せないイライザと人間では無い彼とは、会話以外の方法でコミュニケーションを深めて、やがて愛に変わっていく。

一風変わったラブストーリーだが、お互いのハンデを超えての意思疎通の過程が描かれる。

イライザ役のサリー・ホーキンスは、美人では無いが味のある女優さん。
彼を愛していく毎に綺麗になっていくイライザを観てその演技は素晴らしかった。
ナツミオ

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