PANDADA

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~のPANDADAのレビュー・感想・評価

3.0
原作は大和和紀の漫画。

シベリアで行方不明になった婚約者の伊集院少尉を探すために満州に渡った紅緒であったが、伊集院の元部下の鬼島に会えただけであった。意気消沈し日本に戻ると、ロシアからの亡命貴族夫妻のニュースがあり、駆けつけてみたところ、その亡命貴族サーシャ・ミハイロフは伊集院少尉と瓜二つ。戸惑う紅緒、、、的なお話。

TVアニメ版ではたどり着けなかった原作の結末までを描いています。

ただ、短い尺に話を詰め込んだ感が否めないので、話の展開が早い早い。ともすれば置いていかれそうにはなりますが、展開はベタなので、そこは問題ないかな(笑)。

それよりも前編よりもやや粗い作画の方が少し気にかかりますかね。

駆け足ではあるけど、やっと原作結末まで綺麗にまとめて描かれてるので、やっと報われましたかね。

コミカルなパートもあるのですが、かなり旧いノリなので、観てて少し痛々しくはなりますが、それでもやっと完結できた名作漫画のアニメ。

興味があれば、ぜひ。
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