このレビューはネタバレを含みます
玉木宏さん渋くてカッコイイ！…というだけでも見た価値はあったと思うけど
画面が薄暗くて見づらい。不安を煽るようなもったりしたBGMが終始流れているが、音がデカすぎて、文宏のセリフが聞こえないことが何度も。ミステリアスな雰囲気を出すための演出がちょっと過剰だったように思う
あとはストーリーの部分で、「邪」って何…？物語の根幹となる「邪」はどれだけ恐ろしいもので、どういう形で次世代に受け継がれていくのか、そのあたりのシステムがよくわからなかったので、イマイチ怖いとも思えず、疑問が深まるばかりで、追いていかれた感が…
「邪」がわからない問題を差し置いても、文宏素人のストーカーじゃん！という思いが捨てきれなくて、入り込めない…
殺し屋的な雰囲気を醸し出してる割にはバッチリ監視カメラに写ってて顔バレしてたりとか、脇が甘そうなところはちょっと笑っちゃったし
そして個人的に何より悲しかったのは結局テロ組織とストーリーとの決定的なつながりがなかったこと。折角吉沢亮さんを起用しているのに…！展開次第では見応えあっただろくな、、、
玉木さんと新木さんとの歳が離れすぎている気も。整形してるとしても、、、同世代という設定にはちょっと無理があったかも
最後の車のシーンとか、もう少し香織と文宏の年が近そうだと、悲惨でどうしようもない感じや、とっさに嘘をついてる辛さ、勢いで好きと言っちゃうところの切なさとかが、幼少期の二人と重なってもうちょい哀愁が深まった気も…好きですのところが、年上感があるのでちょっと怖い感じが出てしまうというか💦ここは個人の好みかもしれませんが。。。
