評価が低いのでなかなか踏み出せなかったのですが、確かに「邪」の存在が微妙というかアバウトな感じではありましたが、出演者の表情や感情の表現が素晴らしかったです。
玉木宏の表情が結構印象に残ってますね。タバコ吸いながらもちょっと動揺してたり、香織と話してる時の嬉しそうな表情だったり、彼には本当に幸せになって欲しいと思わせてくれました。
中村達也さん演じる久喜幹彦とのシーンは緊迫感あって、こんな素晴らしい演技をするのかと調べてみたら、直前でリハーサルをやらずに演じているそうでこれだけ演者の表情が残るのはそういうことかと納得しました。
ラストは少し物足りないですが、評価を気にせず役者さんたちの姿をぜひ見て欲しいです。
2020.10.16.102本目