イタリアらしいあっけらかんとしたお色気コメディ。
でも意外とストーリーはしっかりしていて「結婚したけど手を出せないし、シチリアは離婚が許されないので二進も三進も行かない」っていう悲喜劇を面白おかしく魅せてくれる。
当時31歳のラウラは美しいのだが、さすがにオープニングの12歳の役は無理があるぞ。
兄妹ではないと分かったときの兄のリアクションが笑えるし、運転手に襲われたときのドレス脱げないネタは爆笑。実際あの時代のドレスはかなり厄介そう。
日本の着物も同類ではあるが、帯持って「あ～れ～！」ってホントに出来るのか？
それとセガール作品でも書いたが、邦題が複数あるのは勘弁して欲しい。
特に今作は凄くて
「続・禁断のインモラル／悦楽に身を焦がす女たち」
「ラウラ・アントネッリの青い欲望」
「レディドール・青い欲望」
おまけに原題と英語題が２つあり
「MIO DIO COME SONO CADUTA IN BASSO?」
「HOW LONG CAN YOU FALL?」
「TILL MARRIAGE DO US PART」
こういう作品は数年後に違う題名を見て「観たこと無い」と思って観始めて、一時間ぐらいしたころに「あれ？・・・・観たことあるぞ・・・」となる事が多いのである。
お願いだから統一してくれ！！
