日が傾き始めるころ、何もない道路でヒッチハイクをする妙な男がいた。誰にも拾ってもらえずあたりがすっかり暗くなった頃、一台の車が停車する。男は車に飛び乗り、酒を飲みに行こうと言う。だが、北訛りの言葉にスパイ容疑をかけられ警察署へと連れて行かれて取り調べを受けることになる。脱北してきたという男とうだつが上がりそうのない刑事。離れたところにいる子供たちのために働かざるを得ないという共通点を肴にして、屋台で酒をあおる父親の姿に北も南もなかった。親父はツラいんですよ😓
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