ゴン吉

日本侠客伝 雷門の決斗のゴン吉のレビュー・感想・評価

日本侠客伝 雷門の決斗(1966年製作の映画)
4.0
高倉健による任侠の世界を描いた「日本侠客伝」シリーズの第5弾。
高倉健が主演、富司純子、ロミ山田がヒロインを演じ、井上昭文、長門裕之、島田正吾、待田京介、村田英雄、藤山寛美らが共演。
マキノ雅弘が監督を務める。 

大正十五年、浅草で芝居を興行している平松興業社に久しぶりに若旦那(高倉健)が航海から帰ってくる。その直後に親分が拳銃自殺をして、借金をかたに芝居小屋をヤクザの観音組に奪われてしまう…

高倉健が漢気あふれる役を演じ、待田京介が一肌脱ぎ、島田正吾が任侠を通し、村田英雄が義理を貫いた講談で、ストーリーを盛り上げる。
一方、富司純子、ロミ山田らの女優陣が男たちと様々な恋愛ドラマを繰り広げ、美しくも切ない愛を奏でる。
伏線の御守りが最後に回収されて見事なクライマックスを迎える。
最後は高倉健と藤山寛美が討ち入りで決めてくれます。 
「もう一航海してくらあ」 

2023.12 BS12で鑑賞
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