前編よりかなりシリアスな展開に。新次と健二の疑似家族生活は観ててセラピー効果があるからもっと観てたい気持ちがあったが、案の定2人は決別した。最初からなんとなく予想は出来たけど、出来ていたからこそ観てて心が辛かった。
登場人物達の相関的に、それぞれがそれぞれの1番必要なピースがあと一歩のところで揃わない。なかなか揃わないババ抜きを観てる気分になってもどかしかった。それに、そんな奇跡的にこの「新宿」に全員が揃うなんてことある？とは思った。
でも前編後編の計6話あるから、人物同士が出会うまでに良い感じに間延びして良かった。2時間の映画だったらもっと早く人物同士がくっついちゃって着いていけなかったと思う。
ラストのシーンは嬉しくもあり悲しくもあり感情がぐちゃぐちゃになったし、全編通して役者さん達の鬼気迫る演技に呆気を取られっぱなしだった。
