hazel

あゝ、荒野 後篇のhazelのレビュー・感想・評価

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)
3.9
自らの宿命に抗おうとする、孤独な2人の姿は胸が締め付けられたし、バリカンの"僕はここにいる"という台詞は思わず涙がでた
抗うという点では、もう一つこれからの日本というテーマも当てはまる
設定は2021年という東京五輪後だけど、そこにうつる徴兵制反対のプラカードを掲げる若者たちは、安保問題のときのSHIELdsを彷彿とさせた
私たちは大きな時代の波に抗うことは出来ないかもしれないけど、でも、"自分の宿命に抗わなきゃ人生つまんない"。
もう少し違う結末があったんじゃないかという気はするけど、前後篇通して強烈な印象が残ってる
hazel

hazel