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アナと雪の女王2のhirokiのネタバレレビュー・内容・結末

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

危機を乗り越え平和に暮らしていたアナとエルサ。しかし突如エルサの耳に不思議な声が聞こえてくる。子供の頃に両親から聞いた魔法の森の精霊たちの話。エルサは真実を突き止めるため危険な森へと歩を進める。

アナ雪の続編。今作も印象的な楽曲があり、その曲が流れる場所で1番の盛り上がりが作られていた。

1作目では描かれなかったアナとエルサの両親の話であったり、過去の部分の真相が明かされる。1作目と似た部分としては、エルサは力を持っていたり、自分にしか聞こえない声を聞いたりするので、孤独になりやすいということ。1人になろうとするエルサをアナが引き留めるという構図は1作目と変わらなかった。

今作で印象に残った言葉が2つある。1つは、「永遠に変わらないものは人の繋がりや愛」という言葉。生きていく限り変わってしまうものが多いけど、変わらないものがないわけじゃない。人と人との関わり合いや、強い結び付きはどんなことがあっても変わることはないと作品の中で言われていた。変わってしまうものは本物の愛ではないんだろうし、変わらない自分の気持ちや相手との関係を作れるように生きていきたいなと思った。

2つ目が、「未来が見えなくなった時は、今できることをやる」という言葉。本当にその通りだと思った。先のことを不安に思って動けなくなったり、今の不幸に嘆いたりしてしまうことがあるけど、一歩前に進むために今できることをやる。そうしたら道が開けるかもしれない。アナの心の動きと行動の変化を通して、大事なことを教わった。

クリストフがアナにプロポーズしようとして、毎回ひっちゃかめっちゃかして失敗するのが面白かった。クリストフのアナへの気持ちは愛だなと思った。あんなふうに真っ直ぐ誰かを想えることは素敵だなと感じた。
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