なぜこの作品にスポットが当てられないのか。
“十三人の刺客”等の刀を持ち慣れていない侍の表現も、“子連れ狼死に風に向かう乳母車”の斬られた側目線のカメラワークも、“太閤記”“天下御免”の現代シーンの…
日本三大仇討ち「鍵屋の辻の決闘」を俗説抜きにリアリズムで描こうとする。仇討ち者四者の濃淡のある心理と各々の回想が多くを占めるが現在へ移行する瞬間の流麗なこと。いよいよ仇が迫る中、徐々に近づく蹄の音を…
>>続きを読む片山明彦様💝
彼は、もっともっともっと評価されて然るべきだと思います❗
こんな美しい日本の俳優さんはいません✨どの角度からみても、どんなに映りの悪い映像でも、ちょんまげでも落武者ヘアでも、彼だけはい…
リアル!手が震えて、腰くだけで、膝ガクガク。格好良さとはかけ離れた無様な仇討ち。ニューシネマ時代の西部劇が試みた「神話の破壊」を、黒澤明は10余年も前に時代劇で試みていた!その先見の明は驚愕に値する…
>>続きを読む○'52 1/3〜公開
配給: 東宝
スタンダード B/W
モノラル
フィルム上映
■'19 5/21発売(初DVD化)
『黒澤明DVDコレクション(36) ′20 6/2号』収録
発行所: 朝日…
へっぴり腰で刀をぶんぶん振り回す時代劇。普通に見てた時代劇がどんなに現実離れしてたかを知る。終盤めちゃくちゃ面白かった。
よく分からないまま観る中でもキャスティングが素晴らしいなと思い、後から調べて…
このレビューはネタバレを含みます
大学関連で鑑賞。これは『羅生門』を踏まえての感想だが、黒澤明はいざ殺し合いをするという時に互いが怖気付いたり腰が引ける様子を描くのが上手いと感じる。時代劇でそういったみっともない様子を見せるものは恐…
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