ももさく

ライオン・キングのももさくのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.0
ムファサとサラビの間にシンバが誕生。その儀式にシンバの叔父スカーは来なかった。

シンバ(熊谷俊輝、賀来賢人)ヤンチャな男の子ライオン。

ラナ(小林星蘭、門山葉子)シンバの幼馴染みの女の子ライオン。

ムファサ(大和田伸也)動物達に信頼されている王ライオン。

ティモン(ミキ亜生)ミーアキャット。ハクナマタタをシンバに教える。

プンブァ(佐藤二朗)陽気なイモイノシシでティモンとコンビ。

ラフィキ(駒谷昌男)お披露目にシンバを抱き上げたマンドリル。

ザズー(根本泰彦)ムファサやシンバの側にいる、おしゃべりなサイチョウ。

スカー(江口洋介)フルァサの弟ライオンで冷血。

シェンジ(沢城みゆき)スカーの仲間、女ハイエナ。

アジジ(白熊寛嗣)カマリ(加瀬康之)スカーの仲間男ハイエナで仲良し。

サラビ(駒塚由衣)ムファサの妻でシンバの母親。とても意志の強いライオンでスカーの誘惑も跳ね除ける。

サフィナ(伊沢磨紀)ナラの母親。

他登場キャラ→フラッフィー、ゴーファーカメレオン、ヌー、ハゲワシ、フンコロガシ他。

海外吹き替え→ 「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」出演のドナルド・グローヴァー、「スター・ウォーズ」シリーズ出演のジェームズ・アール・ジョーンズ、「ドクター・ストレンジ」シリーズ出演のキウェテル・イジョフォー、「宇宙人ポール」出演のセス・ローゲン他。


ディズニーアニメの方は何度か鑑賞済みでそのイメージがあるので実写やるって知った時に見ようか凄く迷って録画放置しといたものを今頃鑑賞したが素晴らしかった。

リアルな動物達が喋る感じってどんなもんだと思ったけど、そもそも小さなライオンが可愛いったらない。実写のが可愛い。

しかもフルCGらしいから全部作られた映像だと頭で分かってても本物にしか見えない!。VRと言うヘッドセットを使っての撮影らしい。アナログな私には全く理解不能。

  「息子に教えねばならない事がある」

強いだけじゃなくて優しい、素敵すぎる父親、内容は全て分かってるしムファサがカッコ良すぎるのも知ってたけど何度見ても良い。

スカーがクズすぎてムファサが良い王すぎて、差がありすぎて…とりあえず見てて感受性おかしくなる。泣く。

「未来を変えるには過去にさよならするんだ」

実写だとグロッキーにならんか?と一番気になってた虫を食べるシーンはグロく撮らない感じだったな。アニメだと一番好きなシーンなんですが実写だとアッサリ。重いシーンもあるけれどティモンとプンブァのキャラのコミカルさがあるから癒される。

アニメだと確か歩きながらシンバが成長していく過程を見せる演出だったと思うんだけど‥急にデカって感じだしハクナマタタが頭から離れない〜!って楽しさがアニメだとあるんだけど実写だとそうでもなかったな。

アニメでもムファサの声は大和田伸也で、めちゃくちゃ合ってる!って思ったけど実写も同じで良かった。声のプロじゃない他の芸能人もピッタリで歌も良くて見てて心地良かった。

    「お父上は、お前の中にいる」

    「僕はシンバ、ムファサの息子」

結果それぞれの良さはあるけど実写もかなり良かったです。アニメより戦うシーンは迫力が凄いし、私は猫が好きなのでライオンももちろん好きで表情とか可愛いし子供の頃なんて声すらも猫っぽいから更に可愛い。ガオー!って大人になってもカッコいい。

ムファサの選んだ女だなと思えるサラビにブレが全くない凛とした感じとか小さい時から気が強めのラナや何気にハイエナのボス的なシェンジも沢城みゆきの声が素晴らしいのもあるけどスカー側にいるように見えて自分の意思をしっかり持ってるって感じで女性メンバーも良い。

あまり期待してなかったからか全体的に想像を超えて良い作品。アニメを見てたにも関わらず満足に見終わった。