人生について考えさせられる映画。あら筋も知らず入り、先入観なしで観たのがよかった。
人生は線か、それとも輪か？
シンバは父親が好きで尊敬していたのだろう。悩みながらも輪を選んだ。故郷で父親の後を継ぎ、命の襷を子に託す。
人生なんて意味はなく、その日を生きて死ぬだけという線の考えもある。叔父ライオンは線の考えであり、他人のことは考えず、打算的なキャラクター。
結末は言わずもながであるが、自由で好きなことができる線の人生もいいんじゃないかと、私の中の天邪鬼は思った。背負い過ぎると人生辛くなる。ハクナマタタ!
最後に。動物の動きを追うカメラワークや毛並みまで繊細に映像化したCGはまるで実写を見ているかのようだった。それにしても、ディズニー恐るべし。
