平和を祈るヒツジくん

ボヘミアン・ラプソディの平和を祈るヒツジくんのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

コレを見てからQueenのファンになり、毎日Queenの曲を聴くようになりました!見る以前はQueenの曲は車のCMとかテレビで聞く程度でしたが、今やすっかりクイーンの虜です。
フレディ・マーキュリーを主役に据えた作品で、演じたラミ・マレックさんの完コピ演技は目を奪われます!!生前のフレディを完全再現したかのような姿は目から鱗が落ちます。
序盤は人気うなぎ登りだったクイーン。しかし中盤、有頂天になっていたフレディは妻から「バイじゃない。ゲイだ」と突き放され、ツアーの疲労が重なり、メンバーと仲違い。フレディはどん底に落ちます。ドラッグに染まって落ちぶれていくフレディ。ついにはエイズに感染。どん詰まりになったフレディは転落の原因となった彼氏のポールを追放し、メンバーと仲直りします。

最後のライブエイドのシーンは珠玉の場面です。今までのストーリーがあそこに全て収束しているような、最高の瞬間。見ていて涙が出てきますね。最後にはエイズで命を落とすフレディ・マーキュリーがライブエイドでなけなしの命を燃やして人々を感動させる。彼とクイーンの曲は、今も僕たちの胸を打ちます。

よくファンから「時系列がおかしい」と言われますが、そこは監督曰く意図的らしいです。史実と違う箇所もチラホラありますが、映画は着色しないといけないものなのでそこは仕方ない。


思えば日本はクイーン大好きっすね笑 今も尚テレビでクイーンの曲を聞くのは日本とクイーンの関係が深く、ずっと親しまれてきたからなんだと思います。今も活動を続けるQueenのこれからを応援したいと思います!