きょむ

ボヘミアン・ラプソディのきょむのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

クイーンは数曲しか知らないけど、映画は確かに面白かった。
CMとかドラマとかで散々流れてるから、知ってる曲流れるとテンション上がりますね。
ストーリーも分かりやすい。フレディの生い立ちとかからではなく、メンバーとの出会いから始まって、もちろん主人公はフレディなんだけど、これはあくまでフレディ主人公としたクイーンの映画なんだなってところが良い。
ラミマレックは正直フレディに似ては無いんだけど、だんだん見えてくるんだよなあ。
メアリーと窓際でライト付けたり消したりしてるときとか、メアリーが来てくれたときとか本当にメアリーのこと人として大好きなんだなって切なくなった。
あと、ラミさんはミスターロボットの時からそうなんだけど守ってあげたくなる感がすごい。40近いはずなのに可哀想な少年に見えてくるんだよなあ。
メアリーとは婚約は上手くいかなかったけど、友人としては支えてくれて本当に良かったし、ハットンと最初に出会ったときから付き合っていれば~とか、思うところもあるんだけど。ハットンとあそこでお互い近づけていれば、ポールに利用されることもなかっただろうし。エイズにもならなかったかもなあ、これに関しては分からないけど。
あと、ブライアンメイがそっくりすぎてびっくりなのと、ロジャー役イケメンすぎてびっくり。
クイーンはフレディとブライアンメイしか分からないけど、ドラマーのロジャーって実際も美形だったんだ。調べたらベースのジョンも似てた。
なんかメンバーからもマネージャーからも邪険に扱われて不憫なところが愛おしい。一番冷静で好きだけどな。
途中、実際のMVを再現して、メンバー全員が女装してるのがあるんだけど、ロジャーの女装が可愛くて一時停止してしまった。
80年代アメリカのギャル女子高生って感じが可愛すぎて。
それとかスタジオで曲作り中に、タバコ咥えながらドラム叩いてるとこかっこよすぎない?ってなりました。
フレディが自分がエイズだとメンバーに告げるところからラストのライブエイドのシーンめっちゃかっこよかった。
誰もが知るクイーンの伝記的映画でこんなに受け入れられているのは分かる。
そしてクイーンに詳しくなくても、ストーリーの分かりやすさと聞き覚えある曲達で惹きつけられるから、やっぱりここまで世界的に有名なクイーンってすごいんだなって思うし、これからクイーン聞いてみようという気持ちになるので素晴らしい。
きょむ

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