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ボヘミアン・ラプソディのkazu1961のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.6
「ボヘミアン・ラプソディ」
原題「Bohemian Rhapsody」
2018/11/9公開 アメリカ作品 2018-219

魂が震えました!!鳥肌が立ちました!!ラスト近く熱い涙が止まりませんでした!!
何だこのパワーは、この熱量は!!
本作のクライマックスとなるフレディが死を悟ってからの“ライブ・エイド”のシーンはとにかく圧巻です。クイーンの演奏とともに、10万人以上の観客が一体化していくさまは鳥肌ものでした。エイズに罹り、自身の命が残り僅かであることを悟ったフレディが最後に歌う「We Are The Champions」。フレディが最後にすべてを乗り越えて歌い上げたこの1曲には、今を生きるすべての人を勇気付けてくれるパワーがありました。実際のクイーンの音源を使用しながら、リミックスしたという本作の音楽は特筆ものですね。
本作は、1970年から1985年の伝説の“ライブ・エイド”まで、フレディ・マーキュリー、そしてクイーンの15年間を描いていきます。優れた歌唱力と独特な演出で人気を誇ったボーカル、フレディがエイズで亡くなってから27年。残されたメンバーは今なお、クイーンとして活動を続けています。
映画では、フレディの実際の歌声やほかのメンバーによる演奏の音源がふんだんに使われ、ファンにとっては感動のシーンが目白押しでした。
そして、フレディを演じたラミ・マレックの演技は圧巻!!だんだんと本物のフレディそのものに見えてきました。
撮影は2017年9月にブライアン・シンガー監督の指揮下で始まったんですが、2017年12月、シンガーが撮影中に現場を空けた上にキャストやスタッフと衝突したことにより解雇され、代わりにデクスター・フレッチャーが完成のために起用されて2018年1月に完了したんですよね。そんなトラブルの中、良くこんな素晴らしい作品が生まれました!!
大傑作!!大感動です!!
主な楽曲
・somebody To Love
・Keep Yourself Alive
・Killer Queen
・Fat Bottomed Girls
・Bohemian Rhapsody
・Now I'm Here
・Crazy Little Thing Called Love
・Love Of My Life
・We Will Rock You
・Another One Bites The Dust
・I Want To Break Free
・Under Pressure
・Who Wants To Live Forever
・Radio Ga Ga
・Hammer To Fall
・We Are The Champions
・Don't Stop Me Now
・The Show Must Go On

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演し、フレディの恋人メアリー・オースティンを「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントンが演じる。監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。
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