クモ怪人

ボヘミアン・ラプソディのクモ怪人のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
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鑑賞前から緊張感に襲われる。冒頭のタイトルバックでブライアンのギターがむせび泣く。何っ、オイラにも泣けと?

心臓に鳥肌が立つどころじゃない。体毛が総毛立つ。血液が逆流する。耳や鼻腔から脳ずいが垂れ流れる。フレディが音楽と闘う。性癖と闘う。病魔と闘う。孤独と闘う。ラミ・マレックが役者魂を発揮する。出っ歯をつき出す。フレディになる!

地響きや歓声が聞こえてくる。館内が屋外ライブ会場に早変わりだ。あの世に行ったはずのフレディが降臨する。胸毛、脇毛がボワーッと爆発する。皆の衆、スクリーンに向かって拳を振り上げろ!

ライブエイドでの神がかりなパフォーマンスに痺れて立ち上がれない。何だっ、この疲労感は?スコアなんかつけられっかっ、バッキャローッ!
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