このレビューはネタバレを含みます
ドンズバQUEEN世代の先輩に勧められて。
正直、ボウイとかザキュアとかルーリードとかイギーポップは好きなんですが、フレディマーキュリーはおしゃれじゃないと思ってました。ごめんなさい。
英国の中の有色人種でゲイでエイズでADHDでロックスター。多分このくらいベタなほうが映画的なんだよなと前評判に納得してみてみたら、すごかった。QUEENファンでなくとも満点つけたくなります。
恋人にバイセクシュアルだと濁して告白したらあんたゲイでしょ、とぴしゃりとやられるところ、それでも夜中に電球ピカピカするところ、クイーン復活のマイアミの奮闘、ライブ前に親元に戻るところ、からの中継キス。
それから最後のマイアミがボリューム上げるところ。こういうギリギリ届いたり届かなかったりするいろんな愛のかたちを感じさせてくれる脚本がとても好きでした。