高円寺ぱか

ボヘミアン・ラプソディの高円寺ぱかのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ギミックに富んだ脚本だった。とりわけジム・ハットンの出し方がとてつもなくオシャレだった。フレディが心を入れ替えたときに会える…という出し方は大胆で意図的。フレディの成長シーンはギミックだらけで、時間より前に来る、マイアミを本名で呼ぶなど、伏線がバンバン回収されるので気持ちいい。本来繊細なキャラクタを回復する形になっているのも◯。その手腕が最高潮を迎えるのがライブシーン。感涙もの。

社会からの差別を問題にしない姿勢が現代っぽい。そこを語るまでもない下敷きとして、キャラクタの善性を立ち上げる。