伝説のロックバンド「QUEEN」のリード・ボーカルであるフレディ・マーキュリーの生きざまを描いた映画
映画はQUEENの誕生からブレイクまでの道のりを描いていきます、そして同時にフレディ自身の生きざまが並行して描かれていきます。
成功を極めたフレディは徐々に常識を逸して（奇行？）いくようになります、そして家族と考えていたQUEENのメンバーとも徐々に距離が離れていきます。
また、フレディ自身の家族（両親、兄妹、婚約者）との関係も同じように離れていきます。
おそらく大半の観客が予想したとおりの展開に進んでいくように思います。
成功の影の闇へと物語は進んでいきます。
結末は劇場で確認してください。
QUEENの大ファンではないが映画を観ていると、知った曲がこれでもかと流れています。
改めてQUEENの偉大さを再認識しました。
プチ・ネタバレですがテーマは「家族愛」だったと思います。
最後のライブシーンは圧巻でした。
観た人には分かると思いますが、これは単にライブを再現しただけではなく、このライブの時代そのものを再現したものだと感じました。
あの興奮の瞬間が、ライブ会場だけではなく興奮するパブ、そしてフレディを見守る家族と同じ空気を感じることができた映画だと感じました。
久しぶりに興奮する映画を観ました。
休日の昼間に字幕で鑑賞、もちろん満員でした。
老いも若きも広範囲の観客が興奮と感動を共有していました。
