ふっくー

ボヘミアン・ラプソディのふっくーのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.8
伝説的なロックバンドQueenのフレディ・マーキュリーの音楽人生をX-MENシリーズでお馴染みのブライアン・シンガー監督、「ロケットマン」のデクスター・フレッチャー監督がタッグを組んで描いたエンターテインメント作品。

デヴィッド・ボウイ、マイケル・ジャクソンと並ぶ知名度で、文字通りキングオブポップだと思います。正直今作を見るまではフレディ・マーキュリーという人物、Queenというバンドは少し音楽を聴いたことあるくらいしか知らなかったんですが、劇中に出てくる楽曲が必ずどこかで聞いたことあるものばかりで、「え?これもQueenなんだ?おぉ!!この曲も知ってる!!」と色々テンション上がってしまいました。

フレディ・マーキュリーは激似とまではいかなかったけど、周りのバンドメンバーが昔の本人映像を合成して貼り付けたんじゃないの?ってくらいめちゃくちゃ似てて笑ってしまった。

皆さんが言っているようにラストシーンの20分「ライブエイト」の映像が全てをまとめてくれます。その最高の舞台に行くまでの色々な出来事、フレディがAIDSに蝕まれながらも、バンドメンバー「家族」との魂を込めた楽曲は心熱くなります。

マイケル・ジャクソンも、色んな人間から虐げられ、児童虐待、お金目当ての輩に変な噂を立てられたりなどしていたし、フレディも周りの環境は決して良いものではなかったと思うし、壮絶な人生を送ってきた。
それでも音楽が好きで、それを人々に届けることで、幸せになれる人もいた。
ミュージシャンってその取り巻く環境によって、精神を病んだり、病気になったり、画家のゴッホのように生きてる間は世間からあまり評価されなかったりすることが多いけど(もちろん亡くなる前から評価されてるアーティストもいます)、音楽1つで人を幸せに出来る才能ってやっぱり凄いし、亡くなってから何十年も経った現代でも、彼の映画が製作されたり、彼の音楽が色んな場所で使われてたりするのって凄く素敵なことだと思いました。

音楽映画って見始めると凄く感動するし、アガるのに、見るまでに時間がかかってしまう習慣を何とかしたいこのごろ笑。



余談ですが、ボヘミアン・ラプソディという曲を知ったきっかけはQueenからではなく、「ハッチポッチステーション」という番組で、グッチ裕三さんがPVをパロって替え歌やってるとこからで、めちゃくちゃ笑ったのがボヘミアン・ラプソディとの最初の出会いでした笑。
ふっくー

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