予告を観ただけでも話の大筋は掴めちゃう作品。
公開当時劇場で鑑賞しましたが、タイミングの悪い事にこの年はカーアクション大作が多かった。
意識しなくても「ワイルドスピード」や、「ベイビードライバー」と比較しながら鑑賞しちゃったし、後発での公開というだけで正直またこの手の作品かぁと敬遠気味だったのも申し訳なく思ってしまった。
そんなアウェイ感満載な作品したが、ハードルが下がりきっていたのかとても楽しく鑑賞できました。
もちろんカーアクションはすごかったし、単純なストーリーかと思っていたら結構ヒネっていてびっくり。
しかもそこに至る経緯は辻褄合わなかったり、えらい唐突な展開だったりと観ながらケチをつけていた部分をちゃんと回収するというまさかの逆転劇。
「お前こそ単純な男だな」ってバカにされたような気分になりましたが、こーいうのこそ嬉しい誤算です。
まぁ大人の事情でクラシックカーはクラッシュしないだろうなという安心感や、車が突如ワープしたり今までいた人が急にいなくなっていたりと面白演出も嫌いじゃないんだよなぁこういう作品。
個性的なキャストも「ワイルドスピード」などには負けていないと思うので続編をやるなら是非観たいと思いました。