アルツハイマー型認知症の夫と、末期ガンの妻。親元を離れ自立した子供達の心配をよそに、夫婦二人だけの人生の長旅が始まる。
思い出したかと思えば、また一瞬で忘れてしまうジョン...病気と分かっていても、何だか切なくなった。思い出の写真をスクリーンに映し観ているシーンには、ウルっとしてしまいます。そんなやり場のない気持ちを抱え、エラもきっと辛いよなぁ...と思ったら、あら、普通に本人に言っちゃうの🤭？笑 コントのような2人のやり取りに、思わずクスッとしてしまいました。「地獄へ行け 」「その時は君も一緒だ」...なんて清々しいんだろう😂
道中の思いがけないトラブルも、なんだかんだ上手く切り抜けていく二人。長年連れ添ってきた夫婦の愛や絆を感じました(^^)
終活と聞くと、何となく暗いイメージがあったけど、その人の生き方次第で、前向きで明るい物になるんだなぁ...。あまり考えたくはないけど、いつかはやってくる老い。その老いとの向き合い方について、考えさせられる映画でした。今の自分に置き換えてみてもあまり実感が湧かないけど、もし自分の親がこうなった時、きちんと意思を汲んで出来る事をやってあげたいなと思いました。
