北欧の奇才、ヨアキム・トリアー監督が放つ独特のホラー・ミステリー。
幼い頃の記憶がほとんどない女性、テルマ。度々原因不明の発作を起こし病院に行っても精神障害と言われるだけ。
そんな彼女にも恋人の女性ができ、ようやく幸せの日々を手に入れたかのように思えたが…
はじめに「光の激しい点滅が起こりますので良い子は注意してね」のメッセージ。子供はまず見ない・あんまり見せちゃいけない映画だとは思うけど…
チカチカのシーンはその通りで結構激しく印象的。
ホラーと言っても直接的な何かではなく、精神系。
結局そういうこと?みたいなオチなんだけど、全体を通して北欧独特の寒々しさや不穏さを感じました。
何とも言えない気持ち悪さや不安定さのある映画。