このレビューはネタバレを含みます
心熱くなるシーンがたくさんあって、とても良かった!
千早たちも3年生。
最後の大会を控えている中、1年生の新入部員をなんとか2人獲得していた。
団体戦で一勝も落としたくないであろうところに1年生を参加されてくれるみんな。
先輩として大会を肌で感じてほしい、未来に繋いでほしいって、気持ちがあったからなんだなぁと思ったら、スゴイな!みんなと思った。
自分たちの最後の戦いなのに、ちゃんと後輩のことまで考えていて。
それに、「どうせ個人戦…」と言っていた1年生の男の子が、「並びました!」と声を上げてくれたシーンは思わず嬉しくて泣けてしまった。
そして、大会の途中で駆けつけた太一に渡した千早のタスキが「真島」と刺繍されていて、そっか!一緒に戦っていたんだ!と思うととても嬉しくなった。
ラスト、クイーン戦はイラストだった。
その後、数年後の競技カルタの実写シーンになり、そこにはかつてクイーンとなった千早が競技カルタ部の顧問として生徒を激励していて、なるほど!その道を選んだんだね!と納得した。
一番熱くなれる高校三年間をかけられるモノにであえたみんな、本当に幸せだよねと感じる作品でした。