WOWOWで放送していたので録画して深夜に鑑賞。
これは.....いったい.....。
「X-MEN」シリーズ最新作？
「ウルヴァリン」のようなスピンオフ？
それとも ここから始まる『新章』スタート？
コロナの影響なのか 楽しみにしていた本作だが、🇺🇸では度重なる公開延期、🇯🇵では劇場公開もされず レンタル屋の新作コーナーにも並ばず(※注) ひっそりと配信が始まって 気がついたらWOWOWに。
なんて ヒドイ 扱い。
2000年に公開された第一弾の「X-メン」から2年前の「ダーク・フェニックス」。スピンオフも含めて全て劇場にて鑑賞してきたのに、ここへ来て それは無いよ！
(ちなみに 第一弾は公開時「X-MEN」ではなく「X-メン」！ カタカナ ダサい😝。)
※注 《DVD化はされたらしいですが、私の近所のTSUTAYAには 無かったよ！》
感想を一言で述べるなら『スケールちっちゃ！』（笑）
自らをミュータントと認め 己の能力を模索する5人の男女若者達。
ある者はパワーに溺れ ある者はパワーにおののく。
自らの存在意識を高め 人間社会に適応していくため隔離生活を余儀なくされている「ニュー・ミュータント」たち。
いがみ合いながら、友情 愛情に目覚め合いながら 己と仲間達の 闇 に挑む若者達。
彼等に未来は 自由は訪れるのか・・・
もう既にスーパーヒーロー映画ではないですよね！
本作観て スカッと する人いるのかな？
超人的な正義の味方が苦難を乗り越え悪に挑み勝利する。スカッとする！
王道だが スーパーヒーロー映画はこうでなくちゃ！
例外として批評 興行的に成功した「ダークナイト」をもっとダークにした感じ。
う〜ん。狙いは分かるんですけど ちょっとやり過ぎてしまったかな？
ミュータントを演じている若き5人の俳優達はよく頑張っていたと思う。
主役を演じたブルー・ハントも 自分の能力に戸惑いながらも成長していくインディアンの少女を凛々しく好演していた。
「スピリット」での華々しい演技も記憶に新しい今回ビッチ担当のアニャ・テイラー・ジョイも美しく成長していて「エヴァ」のアスカのような役回り。本作の中で一番存在感を示してました。
医師を演じていたアリシー・ブラガは随分と歳をとってしまったなぁという印象。
「X-MEN」のような感じだと思って見ると かなり肩透かし。
ティーンエイジャー作品として見るならば そこそこ。
🇺🇸🇯🇵共にタイトルに「X-MEN」と付いていないのが 唯一の救い。
続編は恐らく無いね！こりゃ。
