アニャ様が出ているので鑑賞
これは一体なんだったのか。X-MENシリーズである意味がほとんどない作品でした。
アメコミ映画をホラーテイストに仕上げるという試みは面白いと思います。
『ドクターストレンジ MoM』でサム・ライミが大成功させたように、上手く行けばとんでもない作品になったのではないかと思います。上手く行けば。
途中のホラーテイストのギアを上げてきた部分はスリルもありハラハラ出来ました。
ただ人物たちのバックボーンを知らなさ過ぎて感情移入しづらい。
ドクターセシリアの正体も一応は明かされるが、本当に悪者だったのかどうかが映画だけだとわかりづらく、主人公側セシリア側どっちが悪者なのかわからないままなんとなく作品が終わるのでモヤモヤ感が残ります。
90分で描くには登場人物が多すぎて、それぞれが抱えているトラウマも説明不足過ぎて同情しにくいです。
トラウマと言っている割に、次のシーンでは案外ケロッとしていたりするので心情がマジで読めなかったです。
ドラマシリーズとかにして各話1人ずつ丁寧に描いてほしいと感じました。
20世紀FOXが買収されてしまったのでこのキャストでの続編とかは難しいんかな。。。
でも俺はX-MENシリーズの続きが見たい。頼むぞケヴィン・ファイギ。
【その他メモ・独り言】
・映画公開までの流れ
2018.4.13：当初の公開日
2019.2.22：1回目の延期(上層部にヤイヤイ言われて再撮)
2019.8.2：2度目の延期(再撮3日じゃ足んねぇよ！)
2020.4.3：2年連続3度目の延期(ディズニーによる買収)
2020.8.28：公開(コロナ禍でほぼ形だけ)
