カナダより愛をこめて

ニュー・ミュータントのカナダより愛をこめてのレビュー・感想・評価

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)
4.2
チャイナタウンにある映画館で観て来ました。
そんなには入ってなかったですね。

主人公ダニーは何かに家を燃やされ、更に父親を殺され、何かに追われた後に気絶。
目が覚めるとそこは病室みたいな部屋で、ベッドに縛り付けられており、その施設には自分と同じように、"何か違う"子供が4人いて、先生が全員を防犯カメラで監視しており、ダニーは自分の能力と向き合っていくが.........って言う話です。

観る前は知らなかったのですが、X-MENシリーズのスピンオフ作品みたいですね。
しかも、20世紀FOXが最後に製作したX-MENの映画であり、諸事情が重なり、公開延期に次ぐ延期で、ようやく8/31に全米公開されたみたいです。

(以下、不快な表現が頻出するかも知れませんがご了承下さい🙇‍♂️)

僕の彼女のアニャ演じるテレポート能力と右手が変化して剣を扱う能力を持つイリアナが素晴らしいです‼️
主人公のダニーを施設を案内するシーンがあるのですが、彼女がツンデレを発動させて、喧嘩を売ります。イリアナが「ここにはバリアなんてないから走ってみて」みたいな事をダニーに言い、ダニーが走ってみると、バリアにぶつかって倒れてしまいます。ここから、イリアナが事あるごとに絡んで来るのですが、アニャのツンデレ芝居が最高です‼️
また、イリアナは普段カラスの人形を左手にはめており、時折カラスの声を演じてみたり、絵を描いてたりとキュートな一面も見せてグッドです‼️因みにこのカラス、後半でアッと言うやり方で活きて来ます。

また、この映画、オッパイを持つモノはオッパイを持つモノ同士惹かれ合う話でもあります。スタンド能力者がスタンド能力者同士惹かれ合うのと同じ原理ですね。
アニャとは、シャマランのスプリットで出会ったのですが、その頃からワガママなオッパイの持ち主として有名になっていました。
しかし、ダニーもビックリするくらいのオッパイを持っています。コッチの方がサイズはデカいです。
更に、狼に変身できるラーニャも、中々のモノを持っています。ただのオッパイじゃありません。"魅せる"オッパイです。
(注:ポロリはありません)

他の男2人もいいです。サムは高速でロケットの様に動く事ができ、ロベルトは炎を身体に纏う事ができ、ファンタスティック・フォーの全身炎のアイツと同じようなヤツで、サムがやや影がある、ロベルトは完全な陽キャ、普通の学園モノなら相容れない関係なんですけど、ミュータントであると言う共通点があるので、ホモソーシャルな関係を結んでいます。

最後に、この映画、自分達のトラウマが"具現化"するのが見所です。1番の見所はスマイリーマンと言うキャラで、イリアナのトラウマで、悪夢の中に出てきて、仕舞いには........更にはラーニャのトラウマも........最後にはダニーの.........という具合に、これらを克服できるのかが見所です。

MARVELの新しいX-MEN,ホラー要素のあるヒーロー誕生譚として充分見応えがあります。90分代とタイトな尺なので、長さを感じさせません。
日本で公開された際には是非観てみて下さい‼️
オススメです‼️
俺のアニャ、サイコー‼️