センター分けのましゅちゃん

X-MEN:ダーク・フェニックスのセンター分けのましゅちゃんのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
2.0
XMEN/ダークフェニックス
大ヒットシリーズ「XMEN」の
正統続編として第7弾にあたる作品。
現行メンバーではラストのXMENとなり
現XMENシリーズでは最終作となる。
【story】
サイコキネシスの使い手であり、
チャールズの教え子である
ジーングレイ(ソフィーターナー)。
彼女は過去のとある経験から自分の
力に目覚め、
チャールズに引き取られる形で
学園にやってくる。
時は流れ現在。
宇宙で突如太陽フレアが発生し、
ロケットの
乗組員達を救助するミッションが
チャールズを通じて「XMEN」に
告げられる。
乗組員達を各々の能力を駆使して
救助していくミュータント達だったが
逃げ遅れた船長を救助すべく
船内に乗り込んだジーンが
謎の爆発に飲まれてしまう、、、。
以後、ジーンの体に異変が起き始め???
【review】
自分個人としてMCUより長く
愛してきたXMEN。
長く積み上げてきた作品の最終章として
相応しいものだったか。
比べてはならないとはいえ
同じく最終章を迎えたEGのように
納得のいく幕引きだったか。
断じてそんなことはない。
いままで積み上げてきた、キャラ、
関係性、テーマ性をどうしてもっと
大切に終わりへ導いてくれなかったのか。
全体として、前作アポカリプスから
一切大きく進展しないストーリーは
ジーングレイのスピンオフ感が否めない。
多くのファンが待ち望んでいたであろうあの伏線にも一切の言及がない。
今作は前半において、
これまで積み上げてきた
ある大きな繋がりのひとつの
要素をいとも簡単に手放して
しまうことになる。
ダークな世界観がテーマの今作においては
重要な起爆剤、トリガーにもなりうる
この仕掛けには確かに驚かされた。
これが後半に大きな影響をもたらすのだと、、、。
しかし、、、。
この起爆剤は大して大きな爆発を起こすことなく、
それとなーく処理されてしまう。
必要がないのにむやみやたらと
消されていってしまう大切な過去作との
パイプ。
主要キャラを退場させておけば
ダークな展開のおもしろい脚本に
なる。なんてのは大間違い。
XMENの肝心要となる
チャールズとエリックの関係性。
目的もプロセスも異なりながら
心の底では互いを理解しながら
譲れないもののために戦い続ける。
そんな2人の危うくも魅力的な関係を
今作では過去最高に濃く、濃密にのぞいてみたかったが、あまりにも薄い。
いままでの2人なら譲らなかったものを
いとも簡単に譲り合って、
その場の流れで手を取り合ってしまう。
そんな2人を観たくはなかった。
テーマにおいても、家族愛、異種共存、差別。思う存分盛り込んだ割には
どれもいまひとつ片付けきらず
散らかすだけ散らかしてぶっ切った感が否めない。
大好きな作品の最終章だけあり、
ある程度のことは目を瞑って
ありがとうXMEN!と書きたかったが
これではそんな事は書けない。
これで一区切りはあまりにも味気ない。
ラストシーンは過去作を追いかけただけに
くるものがあったがそれはそれ。
もっと見せて欲しいドラマが、
テーマが、たくさんあった。
なにひとつも見せてはもらえなかった。
【評価】
ストーリー⭐︎⭐︎
演出⭐︎⭐︎⭐︎
映像、迫力⭐︎⭐︎⭐︎
上映時間⭐︎⭐︎
BGM⭐︎⭐︎
総合⭐︎⭐︎/5
うーん。
ガンビット、
ニューミュータンツに期待!!
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