千年女優

ランペイジ 巨獣大乱闘の千年女優のレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.0
元アメリカ陸軍特殊部隊員でサンディエゴ野生動物保護区で霊長類学者を務めるデイビス・オコイエ。密猟者から保護したゴリラのジョージと種族を超えた友情を育む彼が、シカゴのエナジン社が開発した生物を急成長させる遺伝子サンプルを浴びて凶暴化したジョージを止めるため元研究員ケイトと共に奮闘する様を描いたパニック映画です。

『センター・オブ・ジ・アース2』『カリフォルニア・ダウン』とパニック映画を連続でヒットさせた主演ドウェイン・ジョンソンと監督ブラッド・ペイトンがアメリカで人気のアーケードゲームを原案に作り上げたモンスターパニックで、オリジナルの物語の中に原作のゲーム要素を巧みに織り交ぜて四億ドル超えの興行収入を記録しました。

この主演&監督ペアでは当然とも言える100%エンタメに振り切った作品ですが、ピーター・ジャクソン設立のWETAデジタルが関わる怪獣描写も、ロック様の万能感を活かした作劇もよく出来ていて、良い意味で何度も期待を裏切ってくれます。それでいて「こうでなきゃ」という期待を裏切らないラストもニクくて、大満足のジャンル映画です。
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