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ランペイジ 巨獣大乱闘のシネラーのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.5
娯楽感満載の怪獣映画であり、
素晴らしくお金をかけた
B級映画という印象だった。

巨大化したゴリラ、狼、ワニだが、
そのどれもが単純なモンスター
じゃなく、怪獣的描かれ方だった
事が良かった。
そして、最も脅威的だったのが、
主人公を演じた
ドウェイン・ジョンソンである。
飛行機やヘリから墜落し、
銃で撃たれても生き延び、
最終的にたった一人で巨獣達と
渡り合う彼は一番の怪物と言える。

物語としては特に捻りもなく、
人間ドラマも勧善懲悪に撤している。
怪獣バトルを目当てに観るにしても、
終盤になるまで怪獣同士の戦いが
ないのは少々以外だった。
怪獣達のCGの粗さは
感じざるを得なかったが、
それでも『パシフィック・リム』や
『GODZILLA』等ではなかった、
昼間に暴れる怪獣達が
観れるのは良かった。

邦題から感じられる通り、
特に深く考えさせられる事もない
ポップコーンがすすむ娯楽作だった。
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