青春を擬似体験したような、最高な気分。甘酸っぱくて、逃げ出したいくらいカッコ悪くて恥ずかしくて、だけど爽やかな感情で満たされる。結末まで飽きる事なく駆け抜けたら、後味のいい涙が溢れてくる。
演奏シーンが吹き替え無しかどうかってことがどうでも良くなるほど（大事なトコだけど）、知念さん・中川さんの技術が高くて聞き惚れた。2人のセッション、もっとずっと観ていたい！
冒頭からJazの使い方もお洒落で、佐世保の綺麗な海、時代背景を反映したレコード店内などアニメ版に負けず劣らず丁寧に創られている。アニメが素晴らしい出来だったから映画でも感動できるのか？と正直見くびっていたけれど、杞憂。これは映画館の大画面、大音量で観る（聴く）価値あり。最近では少なくなった、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に観られる、尊い一本。ひとりでも多くの人に観て欲しい。
