めーぷる

リングのめーぷるのレビュー・感想・評価

リング(1998年製作の映画)
3.8
2024年19作目
前回貞子DXを見て、そういえばまだ見たことなかったなと思ったので流れで鑑賞。

流石Jホラーの火付け役や金字塔と言われるだけある作品。
年数が経っており所々に古さは感じるが、しっかりと怖い。
素晴らしいジャパニーズホラー作品。

貞子という存在やTVから出てくるということは知っていたが、ストーリーやキャストは今回が初見だったので新鮮だった。
こういう話になってたこともメインが松嶋菜々子さんであることも初めて知った。
若い頃も美しい。

全体的に薄暗いが着実に話が進んでいく様子がじっとりとしたホラーを感じてとてもいい。
音で驚かしてくる部分もあるがそれより映像が怖い。
これだけ全身ジャパニーズホラーに浸れる作品もなかなかないので、流石元祖と感じた。
あとあのシーンはほぼラストに出てくるのねびっくり。
もっと序盤に出てくるかと思ってた。

気を抜く瞬間がなく、全身ホラーにどっぷり浸かれた気分で個人的には大満足な作品。
理由を考えると貞子自身のバックグラウンドとか過去の描写が丁寧にされているからかなと思った。
確かにこの貞子を知った状態で今の貞子の扱いを見たら良く思わないのもわかるな〜
特に骸骨貞子のハグシーンから、すごく丁寧に大切に扱われてるキャラクターだなと見ていて感じた。

怖くも美しい元祖ジャパニーズホラーです。
出来れば他の貞子シリーズ見る前に見てほしい。
おすすめです。
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