まさや猫かぶり

リングのまさや猫かぶりのレビュー・感想・評価

リング(1998年製作の映画)
4.0
当時まだ小学1年生やったのに何食わぬ顔で親に観せられ、その後も"仄暗い水の底から"や"呪怨"、"着信アリ"みたいな和製ホラーの英才教育を受けたせいでお化け屋敷や肝試しや学校の七不思議がひとつも怖くなくなってしまった。

"リング"はホラーの側面が強く、"らせん"は貞子の目的や科学的な要素が強くてどっちも面白い。

リングて井戸の底から見上げた時に蓋の隙間から漏れる光が輪状に見えるからって最初に知ったとき、井戸に放り込まれ地上に這い上がろうとするも叶わず絶望しながら死んだ貞子の無念さを哀れに感じた。