KJ

リングのKJのレビュー・感想・評価

リング(1998年製作の映画)
3.6
シリーズものは基本的に一個だけ書きます。あしからず

原作は、リング、らせん、ループ、バースデイと続く
一応、読んだ。文庫本で出た瞬間に
映画では抑え目になっていたミステリー要素が、実に細かく描かれていて、ホラーミステリーとしてもなかなか読みにくい
塩基配列を構成するアデニン、グアニン、チミン、シトシンを使った暗号の説明を懇切丁寧にやってくれるので、これだからインテリは!と思った
医学部卒とかだったはず。作者のひと

映画はバースデイ0とか言って、山村貞子が亡くなったくだりをやっていたが、仲間由紀恵がそんな風に死んで、あんなに呪われる?と感じざるをえない内容だったので、外しても大丈夫

しかしこの一作目リングはやはりジャパンホラーの金字塔だろう
まず、キャストがマジでスゴい
いちいち書かないけど
今このキャスト揃えようとしたら会社が傾くレベルだ

別な話、ジャンプで昔連載していた電影少女というマンガをご存知だろうか?
桂正和という絵の上手な漫画家が、その昔週間少年ジャンプで連載していた、当時にしてはちょっとエッチなマンガだ

知っていたらわかると思うので内容の説明も省く
知らない人はごめんね

先週ふと思った

「ビデオテープから、ビデオデッキを介してテレビ画面から女性が出てくるって発想は、電影少女とリングどっちが先なんだろう?」

調べてないが、その疑問を投げかけられた友人と二人で15分悩んだ挙げ句、どうもこれは電影少女が先なんだろうという結論に達した

「しかし、リングと電影少女(ビデオガール)に共通点を見出だすってお前どうかしとらん!?」
と言われたが
「貞子とあいちゃんのビジュアルだけで判断するのはいかがなものか!神に造られたのと神に呪われたという違いだけで!」
と反論してみたが、正直自分でも無理があったと思ってます
KJ

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