このレビューはネタバレを含みます
日本の人気ホラージャンルのひとつ「呪いのビデオ」。「ビデオを観た人は死ぬ」というやつだ。(いかにも小中学生が好きそうな話だが、この人たちは(映画の)大人なのにいちいち大真面目に取り合っていて感心してしまった。私も見習わなくてはならない。)そう言えば、この手の話は今ではあまり聞かなくなった。DVDや薄型テレビだと「風情がない」のだろうか。
今では絶滅しつつあるVHS、ビデオデッキやブラウン管テレビ、固定電話などが大活躍。「ダビングすると呪いを回避できる」という特殊ルールが設けられる。まあ、映画自体ははっきり言ってなんてことないもので怖くもなんともないのだが、幽霊がテレビから出てくるシーンは多くの人にインパクトを残した。ハリウッドでリメイクもされたジャパニーズホラーの代名詞。