おかうに

リングのおかうにのレビュー・感想・評価

リング(1998年製作の映画)
3.5
呪いのビデオを巡る怨念のお話。
この映画をしっかり観るのはお初かな。

恐ろしく怖い小説がある!
っという噂を聞いて貪るように読んだ原作。
文字が映像化し頭の中を駆け巡る展開に、
1日で読破しました。
怖かった!
本当に呪いのビデオが存在しているかのような違和感!!
あまりにも小説のインパクトが強く、
映画版を観てガッカリするのを恐れてました。
小説の記憶のインパクト薄れたので鑑賞してみました♬

日本独自のドロドロジメジメした怖い怪談話を
当時の現代的なモノたち・・・
ビデオテープやテレビを使い、恐ろしいジャパニーズホラーへと昇華させた映画です。

が・・・
あの濃厚な原作小説を2時間弱の1本の映画にまとめる為に色々はしょってるのが目につきますね。

特に呪いのビデオの解析での重要なポイント、
等間隔で画面が暗くなるのはなぜ??
この謎が解明された時のゾワゾワ感たるや!!
これぞ呪い!!っと感じたあの展開はゴッソリカット・・・

意外に簡単に辿り着く井戸への展開も・・・
絶望感の演出が弱弱しいっす。

っと文句ばかり書いてますが、
原作を知らずに観れば今でも十分恐怖を体感できる映画です。