文字通り「一線を越えた」ホラー映画。
私が映画に興味を持ったころには、残念ながら貞子は既にホラー映画のアイコンだったというか、有名すぎて若干パロディ的な存在になっていたので、当たり前だけど最終的に貞子が登場人物にどういうアタックをするのかも知っていたので…
98年の公開当時、ラストどうなるか知らずに観た現在30~40代くらいの人が「あの時は終わってから泣いてる人もいた」「ラストは劇場が阿鼻叫喚だった」「原作読んでたのに超怖かった」って言っているのを聞いて(あのアタックは原作になかったそうな)、私も何も知らない状態で観てみたかったな…と心から羨ましく思ったのを覚えています。
とはいえ今知っている状態で観たら全く怖くなかったのかというと、当然そんなこともなく。
私はてっきり、ホラーの定番なんだから音とかでびっくりさせてくる系でしょ?と思っていたのに普通に心理的に追い詰めてくるやつだったので終始嫌な感じ(ホラーでは褒め言葉)でした。
どうやらこの一作目のリング、公開は20年前のこの時期だったそうで、丁度20周年の時に観れて良かったと思います。
今も昔も真田広之さんは超かっこいいなぁ。