フランシスFコッポラ監督のカミさん、エレノア・コッポラ監督の映画。
どんな映画かということより、主演のダイアン・レインの持つライカ が気になった。
いや、そういう映画なんだと思う。
つまり、どのシーンも一枚一枚の写真のように描かれていて、それを象徴するのが、ライカのコンデジ。
ワインもパイもチーズも南仏の風景も、全て美しい映像で、その繋がりが映画になっている。
まさに、リュミエール兄弟がそうしたように。
劇中には、リュミエール兄弟の映画博物館が登場するのは、そういうこと。
フランス男と熟年女性のラブストーリーということではなく、ただただ美しい映画だった。
まぁ、こういう映画も時には良い。
