新任検察官の沖野は刑事部に配属され、夫婦が刺殺された事件を担当することとなる。その事件の被疑者の中に、松倉という既に時効を迎えた殺人事件でも被疑者となった人物がいたことから、検察・警察は徹底的に追い詰めていく。やり手の検事である最上は、時効を迎えた事件の被害者の友人であり、担当検事の沖野の師匠的な存在であった。そんな最上が正義の鉄槌を下すべくあの手この手で迫っていくが…
後半の失速が否めない。
前半で煽ってた犯人の凶悪さをもっともっと膨らまして、それから一気に破裂させる感じかと思いきや、風船が膨らみきる前に針で割っちゃう感じと言いますか…
こういう映画を観ていると、時効って何のためにあるのかなっとやっぱり思わされます。
人を殺したやつとか強姦したやつとか、そんな奴等に人権とか与える必要ないでしょ。他人様の生きる権利を奪ってる訳ですから。被害者のこと考えたら、凶悪犯罪とか時効なんていらないんじゃないかなぁ。そして、そんな殺人鬼を殺したとしても、それって悪いことなのかな？って思ってしまいました。
