ゆいはん

検察側の罪人のゆいはんのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.5
東京地検刑事部の検事・最上毅(木村拓哉さん)の元に若手検事の沖野啓一郎(二宮和也さん)がが配属された。そんな中、都内で老夫婦の殺人事件が起きる。容疑者として、23年前に起きた女子中学生殺人事件でも犯人として疑われた松倉重生(酒向芳さん)が捜査上にあがった。女子中学生殺人事件の被害者は、かつて最上が大学時代に過ごしていた学生寮の1人娘であり、最上とも関わりがあった。

二宮さんが松倉を取り調べするシーンは迫力があってすごかった。見入るお芝居とはこういうことなのだろう。観ているこちら側も身体に思わず力が入ってしまった。二宮さんはお芝居が本当にうまい。

内容はまさしくタイトル通り。互いの正義がぶつかりあい、正義とはなんなのか、検事である意味なのか。エンディングからその後の流れが非常に気になる作品。
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