原田眞人監督・脚本
アイドル映画。?だよな。??
叫びのニノでラスト。判断は観客に委ねる形式で終わるが原作はどうなんだろうか?
正義を追うか真実を追うか。
夫婦関係の表現を冷蔵庫一つで出来てる。などの細かいディテールはいいのだが本筋が弱い。
なんで警察も検察もチンピラみたいな喋り方なんだ?
しかもみんな喋り方が一緒。まあリアルに寄せたらこんななのかも。
前衛舞踏を作中の心象風景を表すのに使っているが邦画で観るのは久しぶり。
ニノの子供ぽいヒロイズムに対して吉高の一蹴が今時ぽい。
その他、女性刑事や女性検事の言動などから今作も強い女性が普通に散りばめられている。
このことから製作委員会側の"女性にウケる"物作りが透けて見え映画作りもこの映画内の世界同様なのかなぁと勘ぐり、うがった見方で見てしまった。(個人的な見方です。)
そうだ。本作は法廷ものではありません。