古庄俊生

検察側の罪人の古庄俊生のレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
2.5
原作未読なので、単純に映画としての感想です。

とにかく調子が悪い映画。

原作があるから難しいのかも知れないが、もっと盛り上がる展開に出来たんじゃないかと思う。
設定やキャラクター、役者などの素材は良い割に、展開の盛り上がりに欠ける感じ。
面白くなりそう!と期待値は上がるんだが、期待したところまで流れてきてくれないモヤモヤ感。

結末もモヤっとする。
「俺は何のためにここまで…」って、キャラ全員がなってる。
そして、観た私は「これは何だったんだろう…」ってなってる。

あと、所々にユーモアある演出が取り入れられてるんだけど、蛇足だと思う。
作品における本流の雰囲気と合ってないから、入れないほうがスマートだし、観やすい。
古庄俊生

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