観る前は「難しいんだろうな」と思っていました。個人的にキムタクが好きなのがきっかけだったのですが、なかなか良い映画でした。
一般の人にも分かりやすいように作られています。専門用語が少なめだったり、凝ったトリックの事件がなかったり。
反対に、尋問とか潜入捜査とか、「ああいう職業の人たちがやりそうな仕事」がしっかりと描かれているのが、ノータリンの僕にも分かりやすくて好印象でした。
テーマはおそらく「正義とは何か」です。これで合ってると思います。
検察に詳しい人、こういったジャンルをよく見る方からすると、「罪人」の反抗は大胆で批判的な意見もあるかもしれませんが、それでも考えさせられるものがあります。
あとはそれぞれがキャラ立ちしていたことと、ニノの怪演ですね。キムタク目当てでしたが、ニノの方が強烈に印象的です。
