みりお

ミスター・ガラスのみりおのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
3.8
コミコンで念願のマカヴォイに会えることになったから、気持ちを高めるために三部作鑑賞😆💓
3作目だけ初鑑賞なことに、いまさら気づいた🤣

とりあえず序盤からパトリシアマカヴォイが素敵なスカート姿で登場するし、最強パパに夢を与えられたあの小さくて不安定な男の子が、立派にパパの会社を切り盛りしていて、胸熱が止まらん🥹💓

でも展開はシャマラン節で、なかなか重たいなぁ😂💦
きっとミスター・ガラスにハメられて、ビーストとダンが闘うんでしょ?と展開を予測して観てたけど、さすがシャマランですわ、ただのヒーロー映画では終わらなかった…
選ばれし者の苦悩と、出る杭は打たれるという平等主義の弊害を描き、闇に葬られるマイノリティの現実を風刺する、社会派作品に仕上がっていました✨

愛する人を守るために闘う、勧善懲悪なアメコミ映画はたくさんあって、その世界では世間もすぐに超人の存在を受け入れてくれるし、闘いに迷いがないよね。
でもいま私が住むこの世界に、リアルにハルクとか出現したら、たぶんすぐには受け入れられないし、恐怖を感じると思う。
そんな社会の闇を抉り出し、そしてよくあるアメコミ映画のように、誰かを守るためにカッコよく闘うのではなく、自らの存在意義を問うために闘う超人たちには、痛々しささえ覚えた。
三部作で一番重たかったし、救いがなかったな💦

でも作品としてはほんと完成されていて面白かった❣️
そしてなによりマカヴォイの七変化がやはりすごすぎる👀💓
顔がドアップの状態でもスーッと人格が入れ替わる様子がわかるくらい、表情やまとう雰囲気で、10以上の人格を演じ分けてる✨
もう本当に天才だ、この人🙈💗
この人に週末会えると思うと、ドキドキが止まらない〜(●´ω`●)


【ストーリー】

ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まる。
そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、ハイレベルなIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集められた。


【キャスト・スタッフ】

*監督・主要キャストは続投🌟


*ステイプル医師:サラ・ポールソン

アメリカ出身🇺🇸
1994年頃からTVドラマへのゲスト出演の役を得始め、いままで20作品以上のドラマに出演✨
なんと5回もエミー賞にノミネートされていて、2016年の『アメリカン・クライム・ストーリー』の第1シーズンで、6度目の正直となるエミー賞の主演女優賞と、さらにはゴールデングローブ賞女優賞を受賞しています✨
目立った役はないものの、映画にも1995年頃から出演を始め、『それでも夜は明ける』『キャロル』『オーシャンズ8』『バード・ボックス』などに出演しています✨
みりお

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