三部作をようやく!!
年越し映画に選ばれたのは『Mr.ガラス』でした!(アニャが観たくて!)
ヒーローの存在そのものを問う。
それらの異能は現実か妄想か。
正義とは何か。ヒーローとしての尊厳など果たして?
終始、不穏な音楽に包まれて、じわじわとそのベールが剥がされていく。
超能力を得た三人は、一堂に会す。
それが答え合わせになるとも知らずに、、
以下、ネタバレを含みます。
悪がいなければ、ヒーローの存在する理由は無くなる。善と悪の均衡が乱れるとき、ヴィランが生まれてしまうとすれば、ヴィランだけを取り除くことが正義ではない。
そんな時代、考え方を持った組織は、彼らを排除する。しかし、それこそがMr.ガラスの狙いであり、新たなコミックスのキャラクターの誕生のための起爆剤として、自らの命を喜んで差し出した。
というのが大筋。
終わり方がなんだか、あっさりしている印象。そんなふわっとした感じで、新たなモンスターが生まれるのか?異能の存在証明が、次なる異能の誕生につながっているという解釈で良いのか。
シャマラン監督だからこそ、オチに期待してしまうし、そこまで引っ張ったからにはもっと納得できる確証のようなものが欲しかった。
『アンブレイカブル』だけで良かったような、でもそれだとアニャを観れなかったしというそんな感想。