Towa

今夜、ロマンス劇場でのTowaのレビュー・感想・評価

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
3.6

“映画の力を信じよう…”


監督は『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』の竹内秀樹が務め、主演には綾瀬はるか、坂口健太郎。
✒️モノクロ映画から現実世界に飛び出してきた西洋美溢れるドレスで着飾ったお転婆姫・美雪と以前からその映画の彼女に恋心を抱いていた映画監督を夢見る青年・健司が惹かれ合っていくラブロマンス作品。


「泣くと思ってなかった、、」
正直、前半は割と普通だなって印象でした
なんだかよくありそな展開が続いていく
バタバタコメディー要素が強かった。。
けどこれ後半からの畳み掛けがいい✨


確かに気弱そうで奥手な演技派俳優さんは
“坂口健太郎”か”松坂桃李”がベタに浮かぶけど
この作品では綾瀬さんと同様に未だ透明感
ある坂口さんで良かった!走り方も🙆‍♀️


一方モノクロ映画から現実に飛び出してきた
綾瀬さんのドレス姿がまあ可愛い❤︎

スクリーンから出てきた時は無駄にホラー感
喋り方も態度も『ごくせん』のヤンクミ感
だからなのか化粧の仕方が似てるのか時々
”仲間由紀恵”さんにも見える時あった、、

え、白黒から出たから色知らん設定?笑
色を初めてみた時の人ってあーいう
表情を見せるんだろーなとほっこり☺️

だけど健司が住むボロアパートを
美雪がみた時の発言には笑った♪


この作品、バイプレーヤーも見逃せない!
私の観てきた役柄とあの独特な顔のせいか
苦手だった”柄本明”さんの演技はやっぱ
凄いし仕草や目線だけで惹かれちゃう、、
軽くしゃべってるのに言葉の一つ一つが
重く響いてくるから今は好きです。


派手で奇妙な大スター役の”北村一輝”さんは
怖い役とかこういう変な役やらせたら
まず間違いなくハマる俳優ですね、、
だから今回、顔まで歌舞伎の格好した状態で
名言吐いてもしっかり決まってた!

「男が簡単に下を向くな」
「男の視線は常に未来…」
「下を向いてたら今しか見えないぜぃ!」
くっさいけどまじかっけえんですけどー✨


そしてなんやかんやお互い恋が芽生え始め、
二つの虹、藤の花の下、ホタルと目を見張る
美しい景色を手を繋がず一定の距離を保ち
ガラス越しのキスをしようとする純愛へと
歩いていくふたりだったが、、やがて
最後の別れはスクリーンへと帰っていく…🙅‍♀️

ってそんなありきたりな話じゃありません!
ここからが私の中での本番です✨


実は彼女には”ある秘密”があったのです。。


海の見える東尋坊みたいなとこで二人の
距離が離れているショット、印象的でした。
そこでわたしほろりと早い段階できてたけど
もう私ホタルのくだりからもう定期的に
泣いてたなぁ〰︎涙溢れてたなぁー🥺

最後はお互いのありがとうが溢れてた♡
とーーってもロマンティック❤︎
モノクロとカラーのハイブリッドからの〜♪


「どんな映画にも良いところはある」
それは人も同じだよね!!
「人の記憶に残れる映画なんてほんの僅か」
だから私も決して忘れないように
またFilmarksを続けていこうと思う。


最後に、綾瀬はるかさんって本当に
江戸から令和まで通用する凛とした上品さと
あのお顔立ち、綺麗な俳優さんだなぁーと
改めて思わせてくれた、、
切なくてハッピーな作品でした✨

主題歌 : シャネル『奇跡』も
この作品と合っててええ曲♬


一口メモ:
三銃士の鳩三郎やぱきもいわ☺️
Towa

Towa