このレビューはネタバレを含みます
この作品の主題は一体何だ?となる作品。
人知れずひっそりと姿を消す映画にも良さがある…から始まったが、そのテーマは深掘りせず。
映画制作サイドの話…かと思えば、そのテーマは深掘りせず。
結局、少し変わった設定の男女の恋愛物語であった。
これなら映画から出てきた設定でなくても難病患者が一般男性と恋に落ちるストーリーでも良いのではと感じた。
映画から出てきた存在だからこその、グッと惹かれる設定やオンリーワンなストーリーが無かったところが残念。
ヒロインはアニメ界では古物認定されている暴力的ヒロイン。恋愛の起承転結も特別工夫はなく典型的な浮き沈みを繰り返す。
ベタな展開や工夫のない、いわば普通の味に「これでいいんだよ」と満足する人には刺さるかも。
特異な話から始まる独特な世界観に期待してた人には刺さらない、中弛みする作品