ヤズカシバド

Meantime(原題)のヤズカシバドのレビュー・感想・評価

Meantime(原題)(1984年製作の映画)
3.8
静かでピンと張りつめた映画。何か特別なことが起こるわけではないんだけど、その繰り返される日常に全員がうんざりしている。しかし、だからといって何か行動を起こすわけでもなく、皆ほとんど諦めムード。その苛立ちと絶望感がひしひしと伝わってくる。特にコリンは全員のはけ口みたいな部分があったので、最後に彼が爆発するシーンにはグッときた。前向きに終わるのも良かった。