のnきち

デメキンののnきちのレビュー・感想・評価

デメキン(2017年製作の映画)
4.0
2018年劇場鑑賞100本目!!
シネマート新宿 劇場① J-12
(ど真ん中で良かった)

原作は未読。
お笑いコンビのバッドボーイズ佐田正樹の青春時代の物語。

山田裕貴出演作品ということで、前売り券を購入していて、やっと観れた!

ヤンキー映画だけど、青春色が強め。

個人的にモロ同世代の話でしかも福岡の話なので親近感が湧いた。

暴走族の結束力とか、チーム力とか方言も相まって、感じることが多かった。

佐田(健太郎)の高校入学の日のトイレのボコられシーンはデメキンと呼ばれていたことに納得が出来るほど、デメキンぽいカットが印象的。

佐田と厚成(山田裕貴)の小学生時代に平成になった件は、自分の過去と重なった。

喧嘩して仲間になるとか、青春だなぁと思う。

一番心に残ったのは、佐田が石黒(大八誠)に仲間を連れて来いと言われ、耳を斬り落とされそうになっても仲間はいないと言う〜厚成が助けにくるシーン。
佐田の肝の座り方と厚成との友情の深さにグッときた。

キャスト陣の個性も役にハマった演技で良かった。目当ての山田裕貴の真っ直ぐな感じは安心して鑑賞できた。

エンドロールの佐田と厚成の映像で仲間っていいなぁ、青春っていいなぁと作品を振り返ることが出来て満足。
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